カロートペンダント~弔いは遺された者のために~

さんちゃんが去った6月がもう終わろうとしています。
毎日流す涙の量は少しも変らないけれど
焦燥と驚きとやり場のない怒りでドロドロとしていた涙が
今はたださんちゃんを懐かしみ、その死を悼むさらさらとしたものへと
変ったような気がします。



まず最初にお礼を言わせてください。
コメント、拍手コメント、メッセージを下さった皆さん
本当にありがとうございました。

あなた方の降り注ぐような優しさと
さんちゃんを想って流してくださった涙で
私の引き裂かれた心の傷が
優しく覆われたような気がします。

たかが小鳥
されど小鳥
何よりも愛しいという気持ちは
鳥を愛する者にしか理解できないと思います。
小さな体にどれほど誇り高く、情愛に溢れた心をもっているのか
ともに暮らしたことのない方へ
どんなに言葉をつくして説明しても
きっとわかってもらえないでしょう。

このブログを書いていてよかった。
さんちゃんの姿を残すことが出来たから。
そして私と家族だけでなく
みなさんの記憶の片隅にでも
小さなさんちゃんを住まわせていただけたら・・・・
そう思えるだけで心安らぐ気がします。
訪問くださって、さんちゃんの話を聞いて下さった全ての方へ
心よりお礼申し上げます。




さんちゃんが生きていたときと同じように
毎日祭壇のお世話をしています。
トレイを水拭きし
ごはんとお水を替え
撫でながら話しかける

そんな毎日で少しずつ
もうさんちゃんは以前のさんちゃんではないということを
受け入れつつあります。

お水は減っているけど
さんちゃんが飲んでるわけではない
だってごはんは一粒も減っていないから。

撫でてみても柔らかく温かい羽毛の感触はなく
冷たいガラスの手触りだから。


金曜日に病院でさんちゃんの遺伝子検査の結果をお聞きしてきました。
受けた検査の全てが陰性でした。


星の数ほどある病気の全てを調べたわけじゃないし
必ずしも検査に引っかかるわけではないけれど
血液よりもさらに精度が高い肝臓での検査、
さんちゃんの状態や生育歴から判断して
罹患している可能性の高いものを先生に選んでいただいたので
さんちゃんが感染症で亡くなったのではないという可能性は
かなり高いのではと思っています。

先生とお話しする中で
やはり脾臓が肥大していたということが
問題なのかもしれないと結論付けました。
先天的に弱い部分を持っていたのだろうと・・・


さんちゃんは我が家に来たとき
握力がまったくない軽度の栄養性脚弱でした。
ビタミン投与と挿し餌の内容を考えることで
ほとんど治りましたが
それでも最後まで止まり木にはバンテージを巻いていました。
そのほうが楽そうだったから。

さんちゃんは換羽を数度経るまで
白い羽色のアキクサでした。

体重は生涯36gを越えることはありませんでした。

死の数ヶ月前からくちばしに過長が見られました。


こういったことを考えると
やはり脾臓に元々問題があり
脾臓に隣接している肝臓が引きずられる様に弱ったのかもしれません。


もしかして・・・・・
さんちゃんの持って生まれた時の長さは
すでに過ぎていたのかもしれません。
急死だというのにその顔はあまりに穏やかでした。
熱源の上に倒れていたので、その体は温かく
ただ眠っているようにしか見えませんでした。
感染症のせいで急死したなら
もう少し何かの兆候や苦しみがあったのではないかと思います。
まるでろうそくの炎がすーっと消えるように
天に帰ってしまいました。

さんちゃんは私のために限界を超えて
頑張ってくれていた。
そう思えばなおいとおしさと不憫さがつのります。

つらく苦しい数日の中でいろいろと考えました。
もしもさんちゃんと出会ったあの日
この運命を知っていたら
さんちゃんを連れて帰らなかったの?
さんちゃんと暮らした日々を後悔しているの?と。

はっきりと言えると思いました。
この運命がわかっていても
迷わずさんちゃんともう一度暮らすことを選ぶ。
悲しい別れがあるとわかっていても
一緒に暮らせたことはとても幸せな奇跡だったんだって。




それでも。
まださんちゃんの画像を見ることが出来ません。
そのくせあの優しいピンク色に会いたくて
アキクサを飼っていらっしゃる方のサイトにお邪魔して
画像を見せていただいたりしています。
どの子も可愛くて・・・でも私のさんちゃんじゃない。

さんちゃんを失ってから
息苦しさにはっと気づくと呼吸することを忘れていたり
息を吸い続けていたりします。


さんちゃんは珊瑚という名前で
ブログに書くときはさんちゃんと書きますが
普段は、「しゃしゃしゃん」とか「しゃしゃみ」と呼んでいました。
息子がやきもちを焼くほどに甘い声で。


こんなものを作りました。
カロートペンダント、遺骨ネックレスと呼ばれるものです。
15_20120701002704.jpg
表にはさんちゃんの頭文字「S」をかたどった意匠文字


裏面には*Sango*の文字と亡くなった日付
16_20120701002704.jpg

バチカン(チェーンを通す金具部分)がネジになっていて
まわすと小さな空間が現れます。
そこにさんちゃんの遺骨2つとピンク色の羽毛を1枚収めました。
1_20120701003202.jpg


納める前は数日間
祭壇に安置していました。
17_20120701003202.jpg
だっていきなりここに移したら
きっとさんちゃんは驚いてアキクサパニックを起こしてしまうから。



さんちゃんはこんなこと望んでいないかもしれないけれど
私にはそばにさんちゃんを感じられる何かが必要でした。
弔いは逝ってしまった者のためではなく
遺された者がどうやって気持ちと折り合いを付けていくか
段階を踏んで少しずつ受け入れていくか
そういうためのものなのだなあと感じます。


息が苦しくなったら
ペンダントに触れて
「しゃしゃしゃん、しゃしゃーみ」と呼びかけてみる。
私の体温で温まったペンダントが
まるでさんちゃんがそこにいるかのようで
すーっと楽になります。


さんちゃん、天に帰ってしまった後も
頼りっぱなしでごめんね。
でももう大丈夫
やっと言えるよ。
生まれてきてくれてありがとう。
うちの子になってくれてありがとう。
ずっとずっと大好きだよ。






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